手のひらの多元宇宙ゴマ

手のひらごとグルングルン回転します

ゲートウォッチの誓いが出ますね

来る22日、マジック:ザ・ギャザリングの新エキスパンション、ゲートウォッチの誓いが発売される。コジレック本体やらリターンやらハンデスエルドラージやらはプロの方とかがいくらでも強さを証明してくれると思うので、ストレージで100円しなさそうなカードの話をしようと思う。

1枚目は 復興の壁 である。
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毎回恒例壁クリーチャーとあなどるなかれ、CIPで3/3土地クリーチャーを作り出す、攻防一体の壁である。こいつの何が優秀かというと3マナ0/6の本体と3/3のしもべというサイズがまた絶妙で、戦乱のゼンディカー最強カードの1つ ゼンディカーの同盟者、ギデオン のアンチカードになりうる存在なのだ。ギデオンより先に着地し、後出しギデオンの2/2トークンを一方的に殺す土地と5/5となったギデオンを見事にキャッチする0/6の壁、このコンビの前にはスタンダード最強プレインズウォーカーの一角も自慢の攻撃力を発揮することは叶わず、死なないために延々チャンプブロッカーを生み出すことしかできないのである。

ただ、現環境でメイン4積みされるレベルの除去 絹包み に対しては非常に弱く、2マナでクリーチャーを除去しつつ土地を破壊するぶっ壊れカードとして活躍されかねないことには注意しなければならない。絹包みで包まれるクリーチャー筆頭の搭載歩行機械を2ターン目にプレイし、しめしめと包んできた相手を後悔させよう。後悔するだろうか?はじける破滅ですら撃ち得な気がするな?相手の除去がメチャクチャ強くなるだけなのでは?1枚目からこんな調子で大丈夫なのか?紹介するってだけだしいいか。


2枚目は 反射魔道士 である
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ゲートウォッチの誓いのハゲ枠である反射魔道士、書いてある通りCIPのバウンス能力持ちである。通常バウンス能力というとトドメの状況やよほど強化された敵でもないとただの一時凌ぎであったり、下手すると敵に塩ならぬサイを送ることになりかねないのだが、反射魔道士くんは一味違う。戻したクリーチャーを即座に唱え直すことを許さないのだ。次のターン殴ろうと思っていたクリーチャーが手札に戻り、再び場に出せるのはさらにその次のターン、やっと殴れた時には最初に場に出した時から3ターン経過している。圧倒的なテンポアドバンテージである。強化された始まりの木の管理人を戻されたアブザンアグロは震えてサイを待つしかない。神童ジェイスを3ターン起動できないコントロールは土地をつまらせ死ぬことだろうし、こちらは3ターンあれば除去を引くなりジェイスで取り返しがつかないところまで持っていくなりできるだろう。難題の予見者で抜いてもいい。強いぞ反射魔道士。ブリンクエルドラージで出し直したり、嘲る映し身をつけて殴るたびバウンスだ。コジレックの帰還や欠色悲哀まみれで死なないタフネス3も偉い。間違いなく強い。


普通に強いカードはいくつもあるのだが、普通に強いカードはみんな強いって言ってるしボクがわざわざ言及しなくてもいいやってなったのでこの辺でもういいですかね。正直言うと記事に画像を貼る練習がしたかったのです。
白のカードを紹介しましたが明日のFNMは赤黒欠色で出ることになりそうです。



あと、フレーバーテキストはこれが好きです。
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前向きな姿勢とバカな感じが赤っぽくていいですね。